団信の種類を徹底比較——通常・ガン・三大疾病・全疾病の違いと金利上乗せ費用

住宅ローンに付帯する団信は4種類。通常団信(無料)からガン団信・三大疾病・全疾病団信まで、保障内容・金利上乗せ額・向いている人を比較解説します。

団信(団体信用生命保険)とは

団信とは、住宅ローンの借入者が死亡または高度障害になった場合に、保険会社が残りのローンを一括返済してくれる保険です。多くの住宅ローンでは団信への加入が必須条件となっており、万が一のときに家族が家を失わないための安全網として機能します。

近年は通常の死亡・高度障害保障に加えて、ガンや脳卒中・心疾患などの重病をカバーする「特約団信」が普及しています。

団信の4種類を比較

① 通常の団信(一般団信)

  • 保障内容:死亡・高度障害のみ
  • 金利上乗せ:多くの銀行で無料(ローン金利に含まれる)
  • 向いている人:若年層・独身・健康リスクが低いと感じる人
  • 注意点:ガン・脳卒中などで就労不能になっても残債は残る

② ガン団信(がん保障特約付き)

  • 保障内容:死亡・高度障害+悪性新生物(がん)と診断された場合にローン全額免除
  • 金利上乗せ:年+0.1〜0.2%(借入3,000万円で月換算約2,500〜5,000円)
  • 向いている人:30〜40代・ファミリー層・がんリスクが気になる人
  • 注意点:上皮内がん(ステージ0)は対象外の商品もある。告知が必要

③ 三大疾病団信

  • 保障内容:死亡・高度障害+がん・急性心筋梗塞・脳卒中が対象
  • 金利上乗せ:年+0.2〜0.3%(借入3,000万円で月換算約5,000〜7,500円)
  • 向いている人:40代以上・高血圧・家族歴がある人・家族が多い人
  • 注意点:急性心筋梗塞・脳卒中は「60日以上就労不能」などの条件付きの場合もある

④ 全疾病団信(就業不能保障付き)

  • 保障内容:死亡・高度障害+全ての病気・ケガによる就業不能(180日以上など条件あり)
  • 金利上乗せ:年+0.3〜0.4%(借入3,000万円で月換算約7,500〜1万円)
  • 向いている人:50代・持病がある人・精神疾患リスクが気になる人
  • 注意点:最も充実しているが保険料(金利上乗せ)も最高。精神疾患が対象外の場合もある

選び方のポイント

  1. 年齢:30代→ガン団信から検討、40代以上→三大疾病以上を推奨
  2. 家族の有無:扶養家族がいる場合は保障を厚く
  3. 借入額:4,000万円以上の高額借入ほど保障充実を推奨
  4. 健康状態:持病・既往歴がある場合は引受緩和型(ワイド団信)も選択肢

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